チベット高原では現在進行形で人類の進化が起きている。薄い空気に適応する女性たち
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様々な動植物が環境に適応すべく進化しているが、我々人類も例外ではない。少しずつだが、今も尚、進化を続けているのだ。
新たな研究によると、その一例がユーラシア大陸の中央部に広がるチベット高原に生きる女性たちの体で発見されたという。
標高3500mを超えるチベット高原は、空気が薄く、普通の人なら高山病になってしまうような過酷な環境だ。
だが、そこで暮らす女性たちは、血液にある変化が起きている。1つのヘモグロビンが運べる酸素の量が多いのだ。
米国の研究チームによると、これは人類がチベット高原に定住して1万年のうちに起きた適応で、まさに現在進行形の進化であるという。
References: Evolution in action: How ethnic Tibetan women | EurekAlert! / Humans Are Evolving Right Before Our Eyes on The Tibetan Plateau : ScienceAlert
▼あわせて読みたい
・チェルノブイリの黒いカエルが適応進化の過程を明らかにする
・我々が考えている以上に進化のスピードは速かった。これまでの常識より4倍も速いことが判明
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引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/461640.html
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