ケニアで恐れられていた人食いライオンの歯をDNA解析、人間を食べた証拠を発見

全体:4月:0週:0日:0

1898年、アフリカ、ケニアのツァボ川で橋の建設中だった作業者の野営地にライオン2頭が忍び込み、少なくとも28人を殺害した。
彼らが今日にいたるまで恐れられている「ツァボの人食いライオン」だ。
この2頭はオスだが、なぜかたてがみがなかった。その後2頭は射殺され、はく製にされ、シカゴのフィールド自然史博物館に展示された。
最近の研究で、彼らの歯に残されていた毛からDNAを抽出したところ、彼らがどんな獲物を食べていたのかが判明、そこにはやはり人間が含まれていた。
References: Genomic study identifies human, animal hair in ‘man-eater’ lions’ teeth | Illinois / These 19th century lions from Kenya ate human | EurekAlert! / New DNA findings shed light on Tsavo's infamous man-eating lions | Live Science
▼あわせて読みたい
・驚くべき連鎖反応。小さな外来種のアリの侵入でライオンのシマウマ狩りが減少し生態系が変化
・プエルトリコの洞窟でこの地に存在しないはずのライオンの壁画が発見される
・英国でライオンに人間を食べさせる公開処刑が行われていた証拠となる遺物が発見される(ローマ帝国支配下時代)
・体長5メートル、人喰いワニのヘンリーが120歳の誕生日を迎える
・目の付け所はお尻!牛のお尻に目を描くとライオンに襲われにくくなる(オーストラリア研究)
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/458921.html
推し
新着記事
- 数学能力の男女差は小学校入学後に現れる、固定観念や教育環境が影響か
- これがジャーマンシェパードのバスロマンか!泥遊びが過ぎて灰色の別犬に変貌
- ヘラクレスとディオニューソス、ギリシャ神話の「酒飲みバトル」を描いた大理石棺を発見
- アメリカで新種ザリガニ2種を発見、ずっといたけど見過ごされていた理由とは?
- ロボットの手に人の感触。これまでで最も人間に近い合成皮膚を開発
- 恐竜だ!ノースカロライナ州で巨大なワニが道路に出没し警察に通報される
- 振り返ると子猫がいた!消防署に現れた1匹の子猫が消防士の家族になるまでの物語
- 振り返ると子猫がいた!消防署に現れた1匹の子猫が消防士の家族になるまでの物語
- ヒヒが一列に並んで歩く理由。すべては友情のためだった
- ボーダーコリー、動物病院のドアの前で釘づけ。鋭い目線で凝視していたものとは?
- 世界初!クモの遺伝子編集に成功、お尻から赤く光る糸を放出
- 南極の氷から奇妙な電波信号を検出、現代の素粒子物理学では説明不能
- 大西洋最大ホホジロザメが観光客でにぎわう海水浴場に接近中
- 汚い?でもやっぱりステキな街!観光客が撮影したパリの一面が話題に
- 大嵐の日に保護した子猫はボブキャットの赤ちゃんだった!翌日無事母親と再会
- 新種だった!首長恐竜の頭蓋骨の化石がほぼ完全な形で発見される
- 新種だった!恐竜「竜脚類」の頭蓋骨の化石がほぼ完全な形で発見される
- 間も良し、音程ばっちり!猫と飼い主が絶妙な掛け合いで歌う「虹の彼方に」
- 永久凍土から発見された1万4000年前の子犬、実は絶滅したオオカミだった
- 一部のブラックホールは、ワームホールである可能性が数学的に示唆される
- いったい何が?アメリカの街灯の光が紫色に変化した理由
- 警察に通報したら忙しいと断られたので、盗まれた車を自分たちで取り戻した夫婦
- 飼い主を亡くし施設に預けられた犬、真っ先に迎えに来たのは郵便配達員だった
- やはり犬と飼い主は似ている。科学が明かすその理由
- ボス犬の圧倒的存在感!喧嘩を売りまくっていた若い犬を一発で抑え込む瞬間
- やわらかい電子デバイスを埋め込んだサイボーグオタマジャクシが誕生。脳の発達を追跡
- 1000年前の船墓から発見されたバイキング時代の女性と愛犬の遺骨、死後も続いた深い絆
- これってアレ?オーストラリアの有名なフクロウ像が別の意味で観光客をひきつける
- 葉っぱが浮いてる?と思ったら枯れ葉そっくりの魚だった!
- もはや無敵、2匹のグレート・ピレニーズが子猫を完全にガードするやさしい世界