土星の衛星「エンケラドゥス」に生命が誕生している可能性。噴出する水蒸気に水溶性の有機物を確認(NASA)

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image credit:NASA / JPL-Caltech

 土星の第2衛星「エンケラドゥス」の地下にたたえられている海で、生命が誕生するために必要となる基本的な素材が発見されたそうだ。

 NASAによる解析結果が示しているのは、エンケラドゥスを覆う氷の下にある海から宇宙へと吹き上げられる水蒸気には有機化合物が含まれているということだ。

 有機化合物内の窒素と酸素はアミノ酸が作り出されるうえで重要な働きを担っており、そしてアミノ酸は地球上の生命とって不可欠なタンパク質の素である。

 エンケラドゥスの内部海に生命の材料がある可能性についてはかねてから疑われてきた。実際、昨年も今回とは別の有機分子が検出されている。

 しかし、水に溶けたものが見つかったのは今回が初めてだ。

 これはとても大切なことで、なぜなら内部海にこうした化合物が存在するということはそこで化学反応が起きてアミノ酸が作られているかもしれないからだ。
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引き用元サイト: カラパイア

記事元url: http://karapaia.com/archives/52283187.html

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