遺伝子とうつ病に関する新しい研究で、過去1000本分の研究結果はまったくの無駄だった可能性が!?(米研究)

全体:3月:0週:0日:0
primipil/iStock
1996年、ヨーロッパの研究者グループが「SLC6A4」という、うつ病の発症率に関連すると考えられた遺伝子を発見した。当時大きな注目を浴びた発見であった。
これにより、SLC6A4変異型の持ち主はうつ病の発症率が高まると推測された。
だが当時、DNAの解析機器は今ほど安くも正確でもなかった。ある特質に影響を与える遺伝子を特定するには、優れた推論に基づき、その候補を選び出すよりなかった。
セロトニンは、気分やうつ病に関連していることが知られており、そのセロトニンを脳細胞に取り込ませる機能を担ったSLC6A4が、うつ病の候補遺伝子である線はきわめて濃厚であった。
そして、過去20年でこの遺伝子をテーマとした研究論文が大量に発表されてきたのだが、最近、身も蓋もない研究が発表されてしまった。
これまでで最大かつ最も包括的なこの研究によれば、こうした大量の研究論文はじつはなんの根拠もない話に基づいた砂上の楼閣にすぎないというのだ。
続きを読む
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: http://karapaia.com/archives/52274620.html
推し
新着記事
- 圧巻!50万羽のオウサマペンギンの鳴き声を録音。何を話しているんだろう?(要音声)
- 身長155cmの史上最強スナイパー、「白い死神」と呼ばれたシモ・ヘイヘとは?
- 史上初、太陽系外惑星をとり巻く大気の三次元構造の観測に成功!
- 1920年代のイギリスの漫画が未来を完全に予測していた!
- ホーム・アローンかな?単純なバケツのトラップに引っかかる窃盗犯
- やさしい世界。犬のおやつを手に、散歩中の犬がやってくるのを待ち続けるおじいさん
- ラッコがお気に入りの石をしまう秘密のポケットの仕組みとその知能に迫る!
- 猫にはありあまる。嫉妬心がありあまるううう~~~の表情をごらんください
- 7世紀の宗教施設遺跡で「悪魔の貨幣」を発見
- 鳥類は哺乳類とは異なる進化の過程を経て、複雑な脳を発達させていた
- 魚のエラがヒント!人工エラで酸素呼吸しながら長距離を泳ぐ海中ロボットが誕生
- 魚のエラがヒント!人口エラで酸素呼吸しながら長距離を泳ぐ海中ロボットが誕生
- 鳥だ!飛行機だ!いや、スーパーマンだ!ラジコン飛行機の魔改造だけども
- 玄関前に何度も卵が届く。何事かと調べたところ、かわいい犯人を発見!
- エクアドルで新種のカエルを発見!「ディカプリオ」にちなんだ名前が付けられる
- ナマズを溺愛する男性、スプーンで餌を食べさせる
- またしてもグーグルマップで発見!太平洋の真ん中に三角形の黒い穴の正体は?
- エジプトで3000万年前の最強捕食者が発見され、猫の神「バステト」にちなんだ名を授かる
- 新たな埋葬の形は「キノコ葬」?キノコのお棺で生分解が加速
- 道路にあいた陥没穴、放置されたまま3年後、果樹園になっていた(キューバ)
- 逆走に次ぐ逆走でひっちゃかめっちゃか!コーギー犬たちのレース会場はこちらです。
- 熱波で弱ったサンゴを治療していたのはカニだった!驚くべき共生関係が明らかに
- ウォンバットが人間に近づいてきて、杖にお尻をこすりつけるの攻撃!
- 400年前の地図に隠された「ロアノーク植民地」消失の謎
- AIチャットボットはニュースを正確に要約できない。重大な誤りが多いことが判明
- 覚えていて損はない。脳卒中の兆候と対応に役立つチェックポイント「FAST」とは?
- 没入系タイムラプス動画、5年がかりで撮影した、アメリカ・カナダの冬の映像
- いたずら大好きな盲目のロバ、ヤギ小屋のドアの開け方を覚え困らせてしまう
- グルメなオウム!おいしく食べるため餌をソースにつけ、味付けをすることが判明
- 愛犬を失った女性、空の旅で予期せぬ再会に涙。雲になって会いに来てくれた!