世界で唯一の生きた象形文字、ナシ族の「トンバ文字」が絶滅の危機

全体:0月:0週:0日:0

トンバ文字とは、中国のチベット東部や雲南省北部麗江県に住むナシ族に伝わる象形文字のことだ。ボン教の創始者によって作られたとされる。
7世紀の唐代初期にはすでに使用されていたというが、その紀元は7000年前までさかのぼる可能性があるらしい。
驚くことに、現在でもナシ族の長老たちの間では使われており、世界で唯一、現役の生きた象形文字だ。
この古代文字は使用するナシ族の人々の減少により絶滅の危機に瀕している。しかし、その文化と文字を未来に伝えようとする取り組みが、地域住民や研究者によって続けられている。
References: Dongba: The Last Hieroglyph and the Struggle to Save Naxi Culture | Ancient Origins
▼あわせて読みたい
・見過ごされていた象形文字の解読で古代エジプトのラムセス2世が納められていた棺を特定
・いつ、何のために作られたのか?最も古いものは?世界に点在する古代の巨石建造物
・記憶と共に失われた、あまり知られていない9つの驚異的建築物
・先住民族の言語の消失で、そこにしかない薬用植物に関する知識が失われていく
・噛んだら歯が折れるレべル。世界で最も固いチーズ、ヒマラヤ山岳地帯の貴重な保存食「チュルピ」
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/476141.html
推し
新着記事
- これはママの分、これはパパの分。愛犬が寝る前に行うルーティーンが飼い主の心を溶かす
- 地球の核には大量の金が眠っていて、少しずつ地表に漏れ出していることが判明
- 恐竜時代を生きた8500万年前の海生爬虫類が新種として正式認定される
- 子供たちの動物を大切にする心を育てるため、ロボット犬を導入(ハンガリー)
- マンホールの蓋が踊ってる!壊滅的ハリケーン到来の予兆では?との噂が飛び交う
- 麻薬の運び屋は猫だった!刑務所に侵入しようとした猫が保護される
- ペンギンのフンが南極を気候変動から守る、地球を冷やす効果を確認
- こんな動画だけ見ていたい!猫にグルーミングされ、とろけそうな表情の犬
- 謎の金属球体がコロンビアの上空を飛行、回収され科学者たちが調査中
- AIチャットボットに有害な情報を出力させる手口が存在、研究者が危険性を指摘
- ヒューマノイドロボット同士がボクシング、初の格闘イベントに向けその戦術を披露
- どんな記録が?ドーピングOKのスポーツ大会が2026年5月にラスベガスで初開催
- マーモットが三つ巴のストリートファイト、だが彼らなりのルールがあってちゃんと守っている
- 鳥にも友情のような関係が存在する。血縁関係のない仲間を長期間支えるツキノワテリムク
- チキチキペンギンレース会場はこちらです。南極で3羽が競うように走る!走る!
- 巨大なヨコエビ類「ダイダラボッチ」は世界の深海の半分以上に生息している可能性
- AI処理能力が100万倍に、アメリカの研究チームが世界最速の量子トランジスタを開発
- オンリーオーストラリア。家に野生のエミューが現れ、プールで泳ぐ
- 親切心があだに?通行人の頭についたゴキブリを払い落としたら激怒される(G出演中)
- パンダの初恋?柵越しで見つめあう青春真っ盛りな若きパンダたち
- うれしいニュース。テキサス州で長年姿を消していたカナダカワウソを再発見
- グイグイいきます!子ヤギがカピバラの子に頭突きラッシュ。これも1種のスキンシップ
- ドイツの下水道探索中に第二次世界大戦時代の地下病院を発見
- ただでさえ巨大な木星だが、かつては今の2倍の大きさだった
- SFの世界が現実に!赤外線が見えるコンタクトレンズが開発される
- 朝目覚めたら巨大な貨物船が自分の庭に突っ込んでいた件(ノルウェー)
- 隣人の飼い猫に餌を与え家に入れていたおばあさんが告訴されるも衝撃の結末が!(スイス)
- アジアゾウの脳はアフリカゾウよりも大きいことが明らかに
- 猫が飼い主の枕元に生きたカエルをプレゼント。飼い主の反応は?
- ポンペイでローマの女神ケレスの祭司とみられる女性の墓を発見、壁に見事な彫刻