住民たちが隔離病院に火を放つ。19世紀のアメリカ、ニューヨークで勃発したスタテン島検疫戦争

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image by:The Collection of the Staten Island Museum

 時は19世紀、9月のある夜、ニューヨーク州ニューヨーク市に属するスタテン島(スタテンアイランド)にある病院施設から巨大な炎があがり、星空に向かって火花が渦巻いた。

 これは、ある意味、アメリカの初期の医療政策が大炎上した結果と言えるだろう。

 スタテン島には、壁に囲まれた20あまりの感染病患者の隔離病院施設がある。ニューヨークを訪れる船は一旦この島に停められ、乗客たちの検疫を行い、感染が確認された場合、隔離病院に収容される。

 陰性が確認されるまでこの島に閉じ込められることになるのだが、暴徒化した住民たちが、ニューヨーク海事病院に火を放ったのだ。
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引き用元サイト: カラパイア

記事元url: http://karapaia.com/archives/52289355.html

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