誕生から12億年後の初期宇宙で史上最大のブラックホールジェットを発見

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ビッグバンから12億年後の宇宙で、巨大なブラックホールジェットが発見された。その長さは天の川銀河(Milky Way)の2倍に及び、初期宇宙で発見されたものとしては過去最大の規模だ。
「J1601+3102」と呼ばれるクエーサー(超高輝度活動銀河核)は、まるで双頭の竜が両方向に火を吹くように、強力な電波ジェットを噴き出している。その長さは実に20万光年を超えるという。
初期宇宙で、こうした巨大なブラックホールジェット(電波ジェット)はどのように形成されたのか? そして、ブラックホールジェットは宇宙のどの時期に誕生し始めたのか? 今回の発見は、これらの謎を解明する重要な手がかりとなる。
▼あわせて読みたい
・初期宇宙に孤立した超大質量ブラックホールを発見(ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡)
・Shall we ダンス?衝突する銀河と踊る初期ブラックホールを観測
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引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/488225.html
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