すべては猫のため。脳波が測定できるニット帽を開発し、猫の痛みの解明を試みる研究者たち

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脳波を計れる特別製のニットキャップをかぶる猫。フィーという名前の保護猫で、変形性関節症をわずらっている
image credit:Aliénor Delsart

 かわいらしいニット帽をかぶった猫。名前はフィーで捨てられていた所を保護されたが、変形性関節症をわずらっている。

 寒さ対策のためのニット帽?おしゃれ目的?いやそうじゃない。これは猫の脳波をスキャンできる特別製のニット帽だ。

 カナダ、モントリオール大学の研究チームがこしらえたウール製ニット帽には、電極が編み込まれている。それにより起きている間のネコたちの脳の様子を観察することができるのだ。

 その目的は猫の痛みを探ること。病気をわずらう猫たちの痛みを知ることができれば、治療に役立てることができる。すべては猫の為なのだ。

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この記事のカテゴリ:サイエンス&テクノロジー / 動物・鳥類

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