またしても目覚めさせてしまったようだ。永久凍土で眠っていた4万6000年前の線虫が覚醒

    全体:0月:0週:0日:0

シベリアの永久凍土で4万6000年眠っていた線虫が復活
 シベリアの永久凍土で4万年以上、深い眠りについていた「線虫」が目覚め、現代に復活したそうだ。

 シベリアを流れるコリマ川の北部で発見された線虫は、クマムシなどにみられる、極限下で活動を停止する無代謝状態「乾眠(クリプトビオシス)」になることで、人類が文明を興すずっと以前から眠り続けてきた。

 放射性炭素分析で調べたところ、この線虫が眠りについたのは、なんとネアンデルタール人やダイアウルフがまだ生きていた4万6000年前の大昔であることが分かったという。

 線虫は新種で「Panagrolaimus kolymaensis」と名付けられている。活動しているものがいないという意味では、一度絶滅した種でもある。

 『PLOS Genetics』(2023年7月23日付)に掲載された研究によると、こうした線虫が数千年も生きるのだとすれば、絶滅したはずの系統が復活する可能性もあるという。

 それゆえに生物の進化を理解する上で重要な事例なのだそうだ。 続きを読む

引き用元サイト: カラパイア

記事元url: https://karapaia.com/archives/52324515.html

 - karapaia

推し

新着記事

  1. アメリカのカエルは道路の塩分で急速に進化が進んだことを発見
  2. プルートが大好きな介助犬、ディズニーワールドで本物に出会えて大興奮
  3. 火星に大量の黒いクモが!?安心してください、そう見えるけど違います
  4. タイムマシンなのか?ロンドンの墓にある伝説の開かずの霊廟
  5. 緑色に光るライトが目に見えて親しみがわいてくる、DARPAの自律走行の新型戦車
  6. サイズは卵の殻の半分くらい!巣に苔を貼りつけてメインテナンスするハチドリのお母さん
  7. 家に侵入した野生の猿たちをアレクサで追い出した少女の機転がすごい!
  8. 隣人は自分の飼い猫が1日の95%を我が家で過ごしていることを全く知らない件
  9. 驚異の記憶力を持つ鳥、マミジロコガラは無数の食料の隠し場所をすべて覚えている
  10. 橋から落ちた我が子を救うため、ためらうことなく川に飛び込むクマの母さん
  11. ヒトガタの白い物体がカリフォルニアの上空に出没、変形回転しているところを目撃される
  12. 地球の準惑星「カモオアレワ」は月の裏側にあるクレーターから発生した可能性が示唆される
  13. 地球の準衛星「カモオアレワ」は月の裏側にあるクレーターから発生した可能性が示唆される
  14. 火炎放射器搭載の犬型ロボット「サーモネーター」がついに一般販売
  15. どんな夢を見ているの?愛犬の寝顔が面白すぎたのでつい撮影しちゃった件
  16. 弁護士のオンライン操作ミスで離婚を余儀なくされた夫婦
  17. そこにいるの?お願い、こっちに来て!カメラの向こうにいる飼い主に必死で気持ちを訴える猫
  18. 中国三国時代の統治に新たな知見をもたらす1万枚の竹簡が発見される
  19. お手手ハムハムは良いものなので、おねえさんにおすそ分けするカワウソ
  20. 地球外文明はなぜ見つからないのか?フェルミのパラドックスは超AIの出現によるものだという説
  21. AI操縦の無人戦闘機と人間のパイロットによる初のドッグファイトが行われる
  22. Googleが実際の航空写真を使ってロゴを作っていた!
  23. 「そこのお兄ちゃん、オヤツちょうだい!」人懐っこいエイ、船着き場に身体を乗り上げておねだりする
  24. 米空軍基地に巨大ワニが侵入。航空機の車輪の下からの捕獲劇
  25. いなくなっちゃった...大好きな魚が死んで悲しむ猫を励ますため、新たな仲間を迎え入れる
  26. 太陽系内の隠れた惑星「プラネット・ナイン」は本当に存在するのか?
  27. これはすごい!車の運転を覚えたペットのネズミがマイカーを乗りこなす
  28. フランスで前例のない先史時代の謎の構造物が発見される
  29. もっとうれしいニュース。ボイジャー1号が正気を取り戻し解読可能な信号を送信
  30. ゴジラより強そうすぎて勝てる気がしない「キャジラ」