2000万年以上前の螺旋状の化石「悪魔のコルク抜き」の謎に迫る(アメリカ)

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 アメリカ、ネブラスカ州ハリソンの町近くの瑪瑙(めのう)の化石層にある遺跡では、地面から螺旋(らせん)状に露出している奇妙な化石を見ることができる。

 これは、これまでに発見されたもっとも珍しい化石のひとつだろう。左巻きあるいは右巻きのきっちりした螺旋状になっている高さ2メートル超のこの構造物は、ダイモネリクス(daimonelix
)と名付けられ、地元では「悪魔のコルク抜き」という名で知られている。

 螺旋の一番深いところからは、傾斜のついた上向きのトンネルが脇に広がっている。峡谷や絶壁の脇で、この螺旋を囲む軟岩が風化して露出したことで発見された。

 2000万年から2300万年前の中新世時代にさかのぼるハリソン層の細かい砂岩地帯で主に見られるものだが、これは一体何なのか?まさか古代には巨人がいてこのコルク抜きを使っていたとでもいうのか?

 その謎はこのようにして解明された。
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引き用元サイト: カラパイア

記事元url: http://karapaia.com/archives/52285969.html

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