大西洋横断目指す6人の乗組員と一緒に飛行船に乗り込んだ猫「キッドー」の物語(アメリカ)
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猫は人間が家畜化したのではなく、自ら人間と暮らす道を選んでいたとする研究結果が2017年に発表された。
ベルギーの研究者らが、これまでに存在した猫のDNA調査を行ったところ、紀元前8000年頃から自発的に農村地帯をうろつくようになり、ネズミを退治したい人間たちと、互いの利益が一致し、共生関係を築いていったという。
古代エジプト時代に入ると、人間は猫を船に乗せるようになったそうだ。船のネズミを退治し、鳥を狩るためだ。猫と船の親和性は高かったようで、その後も人間は猫を船に乗せて海に出た。猫は、長期の航海で孤独に陥りやすい乗組員の良き仲間にもなっていたのだ。
それだけではない。猫は神秘的な能力で天候を変える力があると信じられていて、船を守る神として崇拝されていた時代もあった。
今回紹介する猫の「キッドー(Kiddo)」も船乗り猫である。だが普通の船ではない。空を飛ぶ飛行船に乗り、1910年に大西洋横断を試みた猫なのである。
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引き用元サイト: カラパイア
記事元url: http://karapaia.com/archives/52282718.html
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