人工的に作られたヒトの大脳で神経活動が確認される(日本研究)

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 私たち人間の体験はすべて脳で作られているが、その仕組みについてはまだまだわからないことがたくさんある。

 たくさんの優れた研究者が日夜研究に励んでいるのに、なかなか理解が進まない原因の1つは、脳を研究するのが難しいことだ。人間の生きた脳を実験台にするなんてことは許されないし、動物実験をやってもその結果が人間に当てはまるとは限らない。
 
 こうした脳研究の壁を突破するために作られたのが「脳オルガノイド」という、ヒト神経細胞を使った人工的な3次元大脳組織だ。この脳オルガノイドは脳と同じ発達をするために、さまざまな実験をすることができる。

 『Cell Stem Reports』に元京都大学・現米ソーク研究所の坂口秀哉氏らが掲載した研究によれば、発達だけでなく、その神経活動も脳そのままであることが明らかになったそうだ。
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引き用元サイト: カラパイア

記事元url: http://karapaia.com/archives/52276525.html

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